先日、せぎ上げ(田んぼに水を引く水路の掃除)をしました。
水路を使う人や水路に関係のある人など、地域の方たちがみんなでやる作業です。
田んぼの水は、南アルプス山系櫛形山が湛える川の水を使います。
冷たくて、とても綺麗!
平林のお米は、この水のおかげでとてもおいしいと評判です。
写真のように、川からせぎに水を引き込みますよ!
ですので、雨や雪が降らず川の水が少ない年は、田んぼに水を貯めるのに苦労するのです。
せぎに溜まった石や土、落ち葉などを綺麗に取り除きます。
そうしないと、せっかくの水が途中で溢れて田んぼまで届きませんし、だれかの家の敷地に入ったらたいへんです!
まわりの草を刈ったので、草も取り除いていきます。
掃除のときは、水を止めました!
作業をしてみて、水が当たり前に田んぼに流れてくるわけじゃないことを知りました。
水路が落ち葉で詰まったりするので、頻繁にメンテナンスが必要です。
集まった方たちは、きれいになる水路を見て「自分のことのように気持ちがいいね!」「コミュニティだね〜」と言っていました。おじさんたち、かっこいい!!
平林には、「結(ゆい)」という昔からの助け合うつながりが残っていて、そのつながりがこの美しい集落の暮らしを維持する基盤なのだと思いました。
こうして、この美しい集落は住んでいる人たちの力で維持されつながれてきました。
この景色や暮らし、人と人とのつながりは、これからも、未来の子どもたちにつないでいきたい宝物だと思います。
平林での田んぼ体験は、まだまだ参加者を募集しています!
酒米コースは、230年続く地元唯一の酒蔵「春鶯囀(しゅんのうてん)」の杜氏さんや蔵人さんも参加予定!
コシヒカリコースは、ファミリー向けです。
富士山の見える棚田で、いっしょに田んぼ作業をしましょう!!
ご参加お待ちしております。
(スタッフK)
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