7月30日は、森のお手入れをしました。
ひらりんでは、皮むき間伐というだれでも森を「健康」に戻せる手法を使った間伐を行っています。
え?森が健康じゃないって?
健康な森とは、地面は緑で覆われ、背の高い木がそびえ、その中間にも低木が生えている。そんな三層からなる森は、生き物にとって棲家となり、食べ物もたくさんある森です。
また、そんな森は保水力が高く、大雨が降っても一旦山が雨水を蓄えてくれるので、川が氾濫するのを防いでくれる役目もあります。
現在、日本の森の7割が荒れていると言われています。各地で起こる水害は、大雨のせいだけではないかもしれません。
そんな暗い森に入って、皮むきをしました!
ピリピリ〜!わ〜!!
つるつると皮が剥けていきます。
森のふちの光が当たる部分には、エビガライチゴが実っていました。
ちょうど持っていたチョコと一緒に口に頬張って、イチゴチョコ!!
甘酸っぱくて、とってもおいしい!!
森の中は、光が届かないのでイチゴは生えていませんよ。
木の皮を剥いて、森に光を入れてあげるのが皮むき間伐です。
疲れていても、不機嫌でも、森に入ると元気になり気持ちがよくなります。
ほら、こんなに楽しそうな大人たち!
もちろん、お子さんもできます。
こちらは、皮むきした木を伐採し終わった森。
木と木の間隔が十分に取れているので、残った木は市場で売れる木と成長してくれるでしょう。
森に風が通り、光が入り、なんと!!
紫蘇がたくさん生えてきました。
今までまっ茶色だった森の地面に、自然に食べ物が生えてきました。
神様が種を蒔いていてくださったのかもしれませんね。
ふむふむ、なんか楽しそう?
わたしにもできそう?
そう思ったら、いざ森へ!
8月11日の山の日に、今年最後の皮むきをします。
(皮むきは、木が水を吸う4月から8月までがシーズンです)
詳細・お申し込みはこちらまで!
Commenti